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2020/08/25
小麦のなかでも特に「小麦ブラン(小麦ふすま)」と呼ばれる外皮部分に豊富に含まれ、発酵性食物繊維として注目され始めているアラビノキシラン。善玉菌の餌となり、腸内環境を改善するこの小麦ブランを主原料とした「ケロッグ オールブラン」が、機能性表示食品として生まれ変わりました。最近では、カリフォルニア くるみ協会の”くるみで腸活キャンペーン“にも関連した、日本ケロッグの新たな腸活キャンペーンが注目を集めています。
食物繊維の習慣的な摂取を目指した「あがれ、腸能力」キャンペーンや、オールブランにくるみを加えて食べるメリットについて、日本ケロッグ合同会社のブランドマネジャー、西村さんにお話をうかがいました。
近年、腸内環境についての関心や興味が広がってきたなかで、いわゆるお通じの悩みなどを超えた、より幅広い「腸活」のための食品として新たなニーズが生まれているという実感があります。オールブランは、原料である小麦ブランに含まれる食物繊維には腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える役割があるということが最新の研究で明らかになり、“機能性表示食品”となることができました。2020年4月に、「腸内環境改善」のための食品としてリニューアルをおこなったのです。
開発にあたっては、おおよそ3年ほどの時間を費やしました。今回のリニューアルを機に、腸内環境が改善することによってもたらされる良い状態を「腸能力」というキャッチーなキーワードを使いつつ女優の安達祐実さんを起用し、食物繊維の習慣的な摂取と腸内環境改善への関心を高められるよう努めています。
実は今回リニューアルされたオールブランシリーズには、カリフォルニアくるみを使用した「ナッツミックス」という商品もあります。ナッツ類が健康におよぼす評価が近年ますます高まっていますが、なかでも特にくるみは人気のあるナッツの一つです。ナッツを入れることでシリアルに良い食感が加わりますし、特別な味わいになります。
くるみの栄養については、栄養士とも相談を重ね、くるみのビタミンEほか各種ビタミン、ミネラル、そして人体では生成されないオメガ3脂肪酸にも注目しました。ナッツ類のなかで最もくるみはポリフェノールの含有量が高いというのも魅力です。食物繊維が豊富なのも、嬉しいですね。くるみをはじめ、ナッツがシリアルに入っているということで、お客様の満足度にも繋がって、「良いものを食べているという感覚がある」という反応を多くいただいています。また、甘くないのもプラスに働いていますね。オールブランのフレーク自体には糖蜜のコーティングがなされており、若干の甘味が加わっています。それをナッツ類と一緒に食べていただくことで、より自然な味わいを感じられるので選んでくださっている、というお客様が多く、私たちも嬉しいです。
食物繊維の習慣的な摂取と腸内環境改善を目指すには、毎朝の朝食が大切です。ケロッグでは、朝食にオールブランとヨーグルトを合わせて摂ることで腸内環境を整える食事「腸食」も提案しています。
オールブランに含まれる発酵性食物繊維は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサになり、その働きを活性化し腸内環境改善をサポートします。
“シン・バイオティクス”などとも呼ばれるヨーグルトと発酵性食物繊維のダブル摂取は、お腹にうれしいゴールデンコンビとしておススメの食べ方です。
ここに栄養豊富で食物繊維も多く含まれる、くるみを加えることで“腸食”としての魅力がさらにアップすること間違いなしです。オールブランの隠れメニューとしては、前日にオールブラン※の上にヨーグルトをかけ、冷蔵庫に冷やし、翌日デザート感覚で食べるというのもあります。 (※オールブラン ブランリッチを使用)
カリフォルニア くるみ協会としてオススメしたい食べ方は、ヨーグルトにオールブランを加え、そこにひとつかみのカリフォルニアくるみを加えること。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌と、オールブランの食物繊維、くるみに含まれる食物繊維、ポリフェノール、オメガ3脂肪酸を同時に摂取することで、ヨーグルトに含まれる菌の成長につながり、腸活への相乗効果が期待できます。
「腸には免疫細胞の多くが集まっていることは知られており、先々においては研究を広げていきたい分野です。日本人の食物繊維消費量が年々減少傾向にあるというのも、私たちの問題意識となっています。先ずは食物繊維が腸内細菌の餌になるということを、より広く周知していきたいと考えています。」と語る西村さん。
機能性表示食品として生まれ変わったオールブランとカリフォルニアくるみをペアリングして、腸活に効果的な食べ方を試してみてはいかが?
日本ケロッグ合同会社
ブランドマネージャー 西村 香里氏 氏