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カリフォルニアくるみの栄養と健康
体に良い脂肪のオメガ3脂肪酸、抗酸化物質(ポリフェノール、メラトニン)が豊富に含まれるほか、ビタミン、ミネラル、たんぱく質や食物繊維など、体に良い成分や栄養素がぎゅっと詰まっています。低糖質でグルテンフリー。今注目の低糖質ダイエットやグルテンフリーダイエットにも適した食材です。良質な脂肪と食物繊維、食感が満腹感を与えるので小腹がすいたときにぴったり、ダイエット中でも安心のヘルシースナックです。
ナッツ類の中でも特にくるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、悪玉コレステロール値や中性脂肪値を下げたり血管を柔軟(若さの尺度)に保つ効果があり、糖尿病や心臓血管疾患、肥満やメタボなど生活習慣病のリスクを下げたり、脳活にもよいことがさまざまな研究でわかってきています。
おすすめは毎日ひとつかみ程度。1日に必要なオメガ3脂肪酸脂肪酸をとることができます。
日本おいては、人口のごく一部(食物アレルギー研究会によると、歴史的に見て約1〜2%)が食物アレルギーを有していると推定されていますが、カリフォルニアくるみ協会は食物アレルギーの科学的、疫学的な研究・調査とそれに基づく表示を全面的に支持します。
現在、日本のアレルギー表示制度には、アレルギー表示義務対象原材料として7品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)と表示奨励原材料として、くるみやその他の木の実を含む21品目が示されています。
消費者庁は、くるみを現在のアレルギー表示奨励対象品目から表示義務対象品目へ追加するプロセスを開始する意向を発表しました。
くるみは、大多数の消費者の皆様にとって素晴らしく健康的な選択肢であることに変わりはなく、もしご懸念をお持ちの方がいらっしゃれば、医師に相談されることを奨励します。
また、各製品におけるくるみの含有についての具体的なご質問は、製造者や提供者へお問い合わせいただくことをお勧めします。
カリフォルニア くるみ協会は30年以上にわたり、研究助成金やくるみの提供を通じて、くるみに関する健康関連の研究を支援しています。優先的な研究課題は当協会の医学研究諮問グループと相談し、決定しています。これまで協会の支援によって発表された査読付きの論文は170件以上を数え、くるみの微量栄養素や生体活性成分を解明する研究のほか、心臓の健康、認知機能、がん、糖尿病、メタボリックシンドローム、体重/身体組成、リプロダクティブヘルス関するくるみの効果を調べています。また、地中海式食事法などの健康的な食事法にくるみを取り入れる活動の推進にも投資しており、初期段階の検査におけるインビトロ(試験管内試験)研究や動物研究、さらにはくるみの摂取が人の健康に及ぼす影響を判断する疫学研究や臨床介入研究に至るまで、質の高い科学的証拠を基にした強固な基盤づくりに取り組んでいます。
カリフォルニア くるみ協会は科学知識を得るためのプロセス支援に注力しており、当協会の優先分野を重点とした研究プロジェクトや、確立された科学原理に従って研究者が適切にデザインしたプロジェクトに資金を提供しています。また、支援したすべての研究結果が評価の高い専門雑誌に投稿、発表されることを期待していますが、実際の研究デザインや実施、発表には携わっていません。
研究プログラムでは、資金源によってバイアスが生じる可能性を最小限に抑えるため、企業から資金を受ける研究者の指針として策定された国際生命科学研究機構(ILSI)の指針を遵守しています。
American Journal of Clinical Nutritionに発表された「食品科学と栄養研究への資金提供:金銭的な利益相反と科学の公正性」に記載された指針をまとめると次のようになります。
公的および民間の研究活動の関連において、すべての関係当事者は:
1.事実に基づき、透明性が高く、客観的にデザインされ、一般的に認められた科学研究原理に従った研究を実行または後援するものとし、その研究デザインでは適切な言葉で表現された仮説を立て、特定の結果を偏重するのではなく、適切な質問に回答を与えるものとする。
2.研究デザインと研究自体のいずれも、常に研究者の手で管理することを義務付ける。
3.研究プロジェクトの結果を目的とした報酬を提供または受領してはならない。
4.研究開始前に、研究チームには一定期間内に研究結果の発表を試みる自由と義務があるという内容の合意文書があることを確認する。
5.出版物や会議発表の中で、すべての投資関係者を、署名入りで全面開示することを義務付ける。
6.企業が後援する出版物や発表において、報酬を伴う非公開の著作協定を結んではならない。
7.研究者および適切な検査官/査読者が、あらゆるデータにアクセスできること、また統計分析を管理できることを保証する。
8.学術研究者は、医薬品開発業務受託機関(CRO)で活動している場合または契約研究者として活動する場合、その所属を明確に示さなければならず、かかる研究者はCROの後援の下でしか研究を発表できないものとする。
協会のこれまでの研究について、詳しくはこちらをご覧ください。